2021年10月10日 聖協団目黒教会 都丸道宣牧師
主題 入った。主は戸を閉ざされた。創世記17章1-16節
ノアは巨大な箱舟をついに完成させました。百二十年たったら地上は滅ぼさなくてはならないと神様は予告していましたが、あっという間に百二十年たち、船は完成し、いよいよ世界中におよぶ洪水が始まります。七日後に四十日にわたる雨が降り始めるとノアは告げられました。その間に動物たちを船に乗せるように命じられます。地上には人がたくさんいます。ノアの親戚や知り合いも多くいたことでしょう。その全てが神の裁きによってその罪のために地上とともに滅ぼされます。しかし、神は救いの道も用意されています。自分の罪のための裁きを免れるには、自分の感覚を信じて生きる道から立ち返って、神の言われるように船に入る。大空を見ても大地を見渡しても滅びの予兆は見当たりません。しかし、神は確かに言われた。神のことばに耳を傾け、自分の罪を見つめ直し、自分の感覚に頼るのではなく、神を頼るなら、救いがある。それを七日間で選択する猶予はあったのです。動物たちはつがいで次々船に乗り込んでいきます。きよい動物たちは洪水の後にささげるために、また食物とするために、他の動物より多く入れられます。人々が罪を悔い改めるなら、今です。裁きのときはいつか必ず来ます。私たちはそれがいつだか分かりません。普通は分からないのですが、このときははっきり伝えられました。「信仰は望んでいることを保証し、目に見えないことを確信させるものです。(ヘブル11:1)」神を信じるなら望んでいることは保証されます。目に見えないことを確信します。ノアの家族以外で七日以内にその確信にいたる者はとうとう出てきませんでした。ノア達は板一枚向こうの断末魔を悔しい思いで聞いたことでしょう。神様が閉められた扉は水一滴入る余地もなく完全に閉じられ、びくともしません。その中には完璧な守りと完璧な平安があります。神の裁きは全ての人々に降り注ぎます。しかし、主を信じる者は救われます。イエスの十字架はすでに罪を犯した人のための救いの扉です。その扉は開いたままになっています。信頼して入るならあらゆる滅びから免れるでしょう。しかし、閉まる時が来ます。「主イエスを信じなさい。そうすればあなたもあなたの家族も救われます。(使徒16:31)」招かれることばに耳を傾け、信じる者は幸いです

カテゴリー: 礼拝メッセージ

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