2020年10月4日 聖協団目黒教会 都丸道宣牧師「あなたに会いたい」

テサロニケ人への手紙第一 3章1-10節パウロはテサロニケの人々にとても会いたがっていました。過酷な迫害の中で信仰を離れてしまわないか心配していました。会うことでそれをどうにか妨げようとしていましたが叶わずにいました。テモテを遣わすことでやっとその願いは叶えられました。テモテはパウロの同志でした。神にあって兄弟であり、教会を建て上げる役目を神さまから任じられ、共に働く者として信頼を置いていました。彼を通してテサロニケの様子を知り、信仰を強めようとしたのです。パウロの心配をよそに、迫害の中でテサロニケの信仰は全く揺らぐことはありませんでした。愛で満ち、神に近く歩いていたのです。信仰を邪魔するものはたくさんあります。病や貧しさや死や心の痛みや性的な誘惑など、ネガティブなものから、富や名誉や誇りなど、ポジティブなものまで、神さまから離そうと私たちを襲ってきます。しかし、それらを越えて神さまと結ばれることが神さまの願いです。試練がやって来るのは、私たちと神さまとの愛が深まるためでもあります。神さまにしか答えはない、神さまこそどのような問題の中にあっても希望をもたらしてくださるお方である。というところまで至るには試練こそ私たちに必要なものであると言えます。私たちが何度打ちのめされようと、うちひしがれようと神さまは何度でも試練から立ち直らせようとしてくださいます。テモテのような助け手を通して、またさまざまな不思議な現象を通して、私たちが神さまを強く信頼できるように導いてくださるのです。信仰によって神と強く結ばれ、愛によって人々と結ばれ、師であるパウロと信頼で結ばれながら、テサロニケの教会は堅く立つことができるようになっていきました。その姿は伝道者パウロにとって大きな励ましでした。伝道し救われた人々が神にふさわしい姿に変えられることは伝道者の目標です。パウロは、そこにとどまらず、さらに信仰の不足が補われる必要があると言っています。私たちはいつも信仰の欠けと闘う必要があることを教えられます。そのことをパウロは熱心に祈っています。そして、やはり会いに行って、その信仰の不足のために働きたいというのです。会いたい、顔を見て、さらに神さまのために歩んでいきたい。共に歩みたい、どのような試練も希望があると信じて越えることが出来るように、と。交わりの中で、信仰者として整えられていくテサロニケの教会のように、信仰者同士で交流し、信仰の師と顔と顔を合わせ、神さまに親しく交わり、神さまを知らない多くの人々に会いたいと思います。

カテゴリー: 礼拝メッセージ

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