2020年9月13日 聖協団目黒教会 都丸道宣牧師
テサロニケ人への手紙第一2:13-20
パウロはテサロニケの教会を愛し感謝しています。テサロニケの人々がパウロの伝えた福音を喜んで受け入れたことを感謝しています。パウロは感謝を相手に伝えることを通して励まします。この書簡の最初からパウロは感謝を何度もささげています。福音を受け入れたとき、また伝えられる前も、伝えられた後も、感謝を伝えられたら嬉しいことです。パウロに倣い、感謝を伝え合う関係を築きたいものです。
特にパウロが強調しているのは、パウロたちのことばを神のことばとして受け入れたということでした。メッセージで牧師のことばを聞いたとき、賛美やみことばから神さまの語りかけを聞いたとき、確かに神様のことばである、という確信を直感的に得ることがあります。が、さらに確信を自分のものにするには、聖書によって確かめる必要があります。使徒の働き17章11節に、みことばを受け入れた信徒たちが、聖書を調べている様子が描かれています。神さまの語ろうとしていることの確信を聖書から受けられるというのは、聖書が一貫しているからであり、神さまの正義はアダムが罪を犯して以来変わらず人間に愛と赦しを送り続けているからです。特に慎重な決断や人生を左右するような場面に出くわしたときには、慎重に聖書の中から神様のメッセージを明確に受け止めて、一歩進みたいものです。
みことばはこのように確信と共に受け入れられたとき、信じる人々の内側に聖霊によって力強く働きます。
信じる者にはイエスさまのように苦しみを通ることが必ずあるのですが、迫害や痛みはキリストにある教会としての証明なのです。世の妬みや怒りを受けるとき、キリストに似た者の歩む道を進んでいることを誇ろうではないでしょうか。
一方で信じない者たちには終わることのない苦しみに入れられます。ユダヤ人たちは神と対立し、全ての人と対立する道に進みました。
パウロはテサロニケの教会と離れていることをサタンが妨げていると表しました。実際にこのあと会うことはかなわないかも知れないが、再臨の望みの中で、共に信仰を保ち、キリストともう一度会う日に希望を持って、その日に喜び、誇ることを待ち望んで、今あるどのような苦しみも逆境もサタンも乗り越えられると励ましています。ユダヤ人のような対立と滅びの道を選びませんでした。私たちも、主の日の希望に向かって、今の苦しみも迫害もサタンの邪魔さえ、主と共に歩む者として、乗り越えていけるはずです。パウロを初めとする信仰の先輩たち、仲間たちと共に、祈り、支え合い、あらゆる苦しみや逆境を乗り越えていこうではありませんか。