聖協団目黒教会牧師:都丸道宣牧師

神が生み出された教会Iテサロニケ1章1-4節

テサロニケの教会にパウロが手紙を書きました。テサロニケの教会には、教会を作るところから、迫害のために逃げなくてはいけなくなったという三週間しか滞在していません。しばらくたってこの教会に励ましの手紙を書きました。手紙を通して、テサロニケの教会の建て上げを図っています。「恵みと平安があなたがたの上にありますように。」このことばは祈りのことばとして信徒一人一人に送りつつ、神に願っています。パウロ独特の挨拶でもあります。恵みとは神さまから与えられるもので、特にイエスキリストの福音を指しています。元々の言葉は魅力的なものという意味でした。それがパウロを通してイエスさまの福音に転じていきました。値しない者たちに対する神の愛の表現としての恵みです。そして恵みが与えられるゆえに心に中に平安が置かれます。平安というのはヘブライ語で、健全さ、安全であること、繁栄という意味です。積極的な言葉です。さらに新約時代には調和や一致という意味も加わっていきます。神さまとの一致、調和。主の恵みと平安はいつもあなたと共にあるでしょうか。次に教会のすべてを感謝し、具体的に三つ例を挙げています。一つ目はあなたがたのことを覚えて祈るときの感謝。教会がそこに存続し、それぞれが主によって守られていることに感謝しています。次に、彼らの信仰生活を絶えず思い起こし、感謝と言っています。信仰から出た働き、愛から生まれた労苦、私たちの主イエス・キリストに対する望みに支えられた忍耐、という三つのことを具体例に挙げて感謝しています。信仰にはゆるぎないものを動かす力があります。労苦を越えて人と人は愛を確かにします。主イエス・キリストに対する望みとは再臨です。この希望に支えられて、地上ではどんな苦しみも悲しみも、困難も試練も痛みも忍耐し抜くことができるのです。信仰と愛と希望によって、教会は神さまの喜ばれる場所となるのです。最後にパウロが感謝しているのは神に選ばれていることへの感謝です。信仰生活に、愛と信仰と希望を見て、神が選んでくださったと確信できた。神に選ばれた人たちを兄弟姉妹と呼んで喜んでいます。私たちの教会も異邦人教会として、パウロに、また主に喜ばれています。信仰を保って、苦労はあるが愛にとどまり、揺るがない再臨の希望を、忍耐しながらも見つめ続けましょう。

カテゴリー: 礼拝メッセージ

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