2025年3月9日 基督聖協団目黒教会 牧師 横山さおり

「栄光」ヨハネ13:31-35

旧約の時代、神はイスラエルを通して御自身の栄光を現わされた。神はイスラエルを偉大な御業によってエジプトから救い出し栄光を現わされた。神の臨在が昼は雲の柱、夜は火の柱の中にあり彼らの旅路を導いた。神は不信仰につぶやくイスラエルの民のために荒れ地の岩から水を溢れさせ、ウズラの群れを与え、約束の地に着くまでマナが滞る事はなかった。イスラエルを救い守り導くという過程のなかで、神の栄光はよりはっきりと現わされた。イスラエルが王国を持つと、イスラエルは神に依り頼むことを捨て、近隣諸国と同盟を結ぶことによって国の安定を計った。同盟と同時にイスラエルに入り込んだ偶像は、イスラエルの神の御こころに浮かんだことのないような汚れをイスラエルに溢れさせた。イスラエルは神のさばきを受け、滅びの道を辿る。しかし神は力強い御手でイスラエルを神の民として霊的に回復させる約束を預言者たちに授け、イスラエルから出る救い主メシヤによって、すべての国民がメシヤを仰ぎ見て救われる神の恵みのご計画を明らかにされた。(イザヤ42:1-9)

(イザヤ49:6)イスラエルと異邦人、すべての国民を救おうとされる神の愛によって、人の失敗をも益と変える神の力、神の真実、神の栄光はより一層輝いた。「救い主イエスは神の栄光の輝き、また神の本質の完全な現れ。」(ヘブル1:3)人を救う神の栄光は救い主イエスによって輝き、イエスが人に仕えられるお姿は神の御本質を現わす。神はひとり子イエスを人の身代わりとして十字架の犠牲とされるほどに人に仕えられた。(ヨハネ12:23-32)

真理を求めるギリシャ人がイエスに会うことを切望していることを聞いたイエスは、ご自分が万人の救いのために死に、栄光をお受けになることを弟子たちに告げた。

神に従い、呪われた者として十字架にかかることはイエスにとって、大きな苦しみだった。「今わたしのこころは騒いでいる。何と言おうか。『父よ、この時からわたしをお救いください。』と言おうか。いや、このためにこそ、わたしはこの時に至ったのだ。」御むねに従い神の栄光が現わされることこそがイエスにとってすべてだった。神のひとり子イエスの従順により、父なる神の万人への愛のご計画は成就された。イエスを信じるすべての人が神の子とされ、永遠の滅びから永遠のいのちへと移る大いなる救いの道が開かれた。悪魔は神に打ち勝たなかった。

神はイエスに栄光をお与えになられた。死と黄泉の力を砕き、よみがえり、神とともに世界を創造される以前の栄光をイエスは取り戻された。イエスは弟子たちとの別れを前に、愛する弟子たちを見つめて告げる。(ヨハネ13:33-35)

父なる神と子なるイエスがすべての人々を愛し、仕えられ、栄光を現わされたように、

神の栄光を現わす者となるように、弟子である私たちにイエスは求めておられる。

聖霊がわたしたちに良いわざを備えてくださるように祈り求めて行こう。

カテゴリー: 礼拝メッセージ

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