2025年2月2日 基督聖協団目黒教会 馬上野々花神学生
「イエス様の勝利」マタイ4章8~11節
本日の聖書箇所は、イエス様が公生涯をはじめられる前に、サタンの試みに合われたところです。サタンは、イエス様を誘惑しました。イエス様がその生涯で神様の御心に従って生き、十字架という受難の道に進み、神の御国の建設の計画が前進することを阻止したいからです。イエス様がの進む道は、人々から蔑まれ、裏切られ、最後は十字架上で死ぬという、はたから見ればみじめで屈辱的なものです。しかしサタンは、私にひれ伏すなら、そのような歩みとは反対に、栄華に満ちた、この世の富と権力を今ここで与えるというのです。イエス様はこの誘惑に屈し、父なる神を裏切ることはなさいませんでした。イエス様は父なる神を愛し、神の御心の道を歩むことを選ばれました。
イエス様はサタンに勝利されましたが、私たちは弱い者です。聖書は「神にのみ仕えなさい」と言いますが、私たちは原罪の故に、自分の好きなように生きたいと願うのが本当のところなのではないでしょうか。「敵を愛しなさい」と言われるとき、私たちは葛藤を覚えます。「どうしてそんなことしなくちゃいけないんですか」「嫌です」そう神様に向って叫びたくなることがあると思うのです。また私たちは、神様を信頼すること、礼拝することが難しいと感じる日があります。サタンが激しく抵抗するこの世界で私たちは様々な痛みや悲しみを経験します。自分が直面している恐れや孤独という問題に対して神様はまったく無力な存在であるかのように感じてしまうことがあるのです。私たちは神により頼むよりも、目に見える「富」「権力」「人望」を追い求めることで恐れや孤独を満たそうとすることはあいでしょうか。
私たちはそのような神様の前での自分の姿に目を留めたとき、自分に失望します。でも聖書には義人は誰一人いないとあります。もし、今自分の心の内に責めを感じ苦しさを感じておられる方がいらっしゃるなら、それは自分一人だけだと思わないでいただきたいのです。私たちは皆で今日もイエス様に目を留めたいと思います。イエス様はこの世界でただ一人、神に背くことなく真っ直ぐに神の御心を生き続けられたお方です。イエス様の神様への従順によって、私たちの背きの罪、弱さは覆われました。
また私たちは、イエス様が御言葉をもってサタンに勝利されたということを私たちの模範として覚えて参りましょう。サタンは私たちを、神のいない虚しい世界に引きずり込もうとします。けれど神様は「わたしは決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにしない」と言います。神は私たちの苦しみの中にあって無力なお方ではないのです。
神様は、サタンと共に人々が滅びることを望んでおられません。神様は皆さんを、人々の救いのために必要とされています。神の御心に生きる道は、イエス様が進まれた受難の道のように苦しい道かもしれません。けれどイエス様が私たちのために苦い杯を飲まれたように、私たち神様と共に、その道に踏み出して参りたいと思います。

カテゴリー: 礼拝メッセージ

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