2024年12月1日 基督聖協団目黒教会 牧師 横山聖司
「イエスからの問いかけ」ヨハネ3:1~3.16
〝ニコデモ主義〟と呼ばれる教会とのかかわり方がある。
イエスに対して漠然とした敬意と敬愛の気持ちを持つつも、世俗と決別して、はっきりとした信仰告白をしない。どこの教会にもこうしたニコデモ型がいるに違いない。
ニコデモは信仰的にはパリサイ派に所属し、社会的にはユダヤの議会、サンヘドリンのエリート議員であったそのニコデモが、ある夜イエスのもとを訪ね敬意と敬愛の思いを伝える。 敬意や敬愛の思いなどなんぼのもんじゃ「人は新しく生まれなければ神の国を見ることはできない」これはイエスからの問いかけである。ニコデモはイエスの弟子のように、イエスの内側にまで入り来たっていない。しかし無責任な群衆のように、イエスを棄てて離れることもなかったニコデモは地球の周囲を回る月のような存在だった。一度だけ近づきて来て二度と戻らない彗星とは異なり、月は常に地球の周りにある。そして月は一定の意距離を保ちつつ自転しなが地球から離れることも近づくこともない。そして誰もが月を見るのは常に夜である。ニコデモはヨハネの福音書では三つの場面に登場するが、最初の登場は夜であり、イエスのもとを訪れている。昼間のニコデモには輝く地位と名誉があった。彼は密かにイエスの周辺にあったが、同時に議員としての自転も決してやめなかった。敬意や敬愛の思いなどなんぼのもんじゃ「人は新しく生まれなければ神の国を見ることはできない」これはイエスからの問いかけである。