2023年03月12日 基督聖協団目黒教会 牧師 横山聖司
「ダビデの宝 謎の子ヨシュア」Ⅱ歴代22:10
平家はなぜ壇ノ浦の海戦で源氏に敗れたのか理由を正さずにはいられない
22:10 アハズヤの母アタルヤは、自分の子が死んだと知ると、ただちにユダの家に属する王の一族をことごとく滅ぼした。)(Ⅱ歴代22:10)
息子のアハズヤ王がエフーに暗殺された訃報が宮殿に届くと母アタルヤは (時至れり)と密かに笑ったアタルヤ自らが王位に登るチャンスが思いがけなく到来した。自分の権力を確保するため後継者候補の王子たち孫たちを次々に虐殺させた聖書では、アブラハムからダビデへと続く血筋は特別な意味を持っている。キリストはダビデの血筋から生まれると信じられていたのでアタリヤによるダビデ王家に属する者の皆殺しの企ては大変な暴挙であった。アタルヤによる王子虐殺によりダビデの子孫は永久に失われ、同時に救い主キリストの出現も失われたかと思われた。しかしひとりのダビデの血筋を引く孫・王子が殺戮を免れていたヨアシュである。アタルヤはヨアシュの存在を知って驚愕した。アタルヤの軍隊は宮殿を包囲しダビデの宝である謎の子ヨアシュを譲り渡すように訴える。武装した祭司軍とアタルヤの軍隊が激突しアタルヤは処刑される。平家はなぜ壇ノ浦の海戦で源氏に敗れたのかなぜ一方が勝ち、一方が負けるのか理由を正さずにはいられない。サウル王の戦死後、サウルの血筋とダビデの血筋が競い合う。王権はとりあえずサウルの血筋イシュボシェテに引き継がれたが徐々にダビデの血筋が栄えていくキリストを遣わす神の絶対的意志の現われとしてサウル王家の血筋は歴史の表舞台から姿を消して行く。人生には幾つもの分かれ道帰路がある。選ばなかった方の道を行っていたらそこにはまた別の人生があったのだろうか?
カルタゴの英雄ハンニバルがローマを破っていたら世界史は変わっただろうな。大国ローマをさんざん苦しめ勝つチャンスは大いにあった。だがハンニバルは停戦協定の道を探りそれが命取りとなった。歴史にも人生にも幾つかの岐路があり別の道を行っていればまるで図柄の違う人生や歴史があったかもしれない。でも本当にそうなの?確かにローマ帝国はなく、カルタゴ帝国があったかもしれない。だがイエスキリストは必ず生まれ、地中海沿岸は同じような歴史をたどっただろう。ヨーロッパの平野にはローマと似たような国が興りナポレオンのような人物が出現し、細かい部分の組合せは違っても人類は神の意思イエスキリストを救い主とする同じような歴史をたどっただろう。それが歴史の意思神の意思である。どんな英雄の力でも変えられない歴史の意思がある。私も同じ人生をたどり、牧師になり脳腫瘍に苦しみながらもこの教会に集い御言葉を語るだろう。それが歴史の意思でありそれ以外の人生にはに全く興味が無い。

カテゴリー: 礼拝メッセージ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です